贅沢三昧

贅沢三昧

■今日のことば
贅沢三昧 「ぜいたくざんまい」と読む。したいほうだいの贅沢をすること。

バブルの頃はよく耳にしたことばであるが、今みたいな閉塞した世の中ではあまり聞かれなくなった。経済活動も停滞し、借金で持家を手放したとか、会社倒産で職を失ったとかばかりのご時世で、贅沢三昧などしているものなら、妬みで袋だたきに等しいのである。

テレビの話題は贅沢三昧のススメといった感で、バカバカしくて見てられない。
金に物言わせて有頂天になっている人間なんぞ見たくもないのである。しかしそれを見ているほうは、羨望の眼差しでよだれが出かかっているからしまつがわるい。
それよりも生前の土光さんのように、クーラーもなく質素な暮らしをしていた人
の方が喝采をうむ。得た金のほとんどは慈善教育施設に寄付していたというから正に、足りるを知る人でさすが臨調をまとめただけはある。

今はほとんど死語に近いことばになったが、「慳貧にして富貴なることを嫌う」という日本の風潮・文化があった。「けんどん」とは、欲深くいつくしみの心がないこと、つまり自分さえよければ他人のことはどうでもいいということになる。いつの時代でも嫌われる。また質素・倹約という言葉も死語とかしてしまった。もったいないという言葉も死語になったが、アフリカのその女史が復活させて国際的に広まった。リバイバルといったところか。
少しテーマと離れてしまったが、贅沢は敵と人々とは逆に進む方が世界的にはマッチしているかもしれない。

■■後記
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by 1too | 2008-08-25 21:15 | 文芸  

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